インボイス制度導入に伴い、領収書の発行が変更になります。詳しくはこちらをご覧下さい。

 江戸時代から筆作りを家業としてきましたが、時代も新しくなった明治六年、初代瓢三郎が本郷森川町で独立開業したのが始まりです。それから、百参拾余年の歳月が経過しました。十年周期で勃発する戦争、大正の大震災そして太平洋戦争の悲惨な結末等、目まぐるしく変動する時代の流れに奔弄 されながらも、お陰様で今日迄何とか無事営業させていたく事が出来ました。これも偏にお得意様各位の永年に亘るご厚情の賜りと、心から感謝致して おります。

 当店では「筆は道具」と言う思いから、見た目や格好良さよりも、書き易さ、使い易さを追求し、お客様の心の中から筆と言う道具に対する不安を無くしたいと思っています。その結果、当店の筆を使われる全てのお客様に、全身全霊で作品や、仕事に集中して頂ける様、日々精進を重ね、努力をしています。